関東短期大学
展示館の作品紹介 横山大観<らいちい><松林>

展示館は関東短期大学の敷地にあり、学園の情操教育及び研究のために学園が所有している絵画、書簡等貴重な資料を展示しています。5回にわたり展示作品をご紹介していますが、今回はその4回目です。



近代日本画家を思い浮かべるときに、まずはじめに思いつく画家として横山大観をあげる人は多いのではないでしょうか。今回は本学展示館に収蔵されている大観の作品2点をご紹介します。

(下にスクロールすると2枚の作品があらわれます)


下の写真左側の「らいちい」は、昭和5年(1930年)大観がローマ日本美術展に美術施設団長として渡航し、その帰りに香港に寄りライチを持ち帰り記念に描いたものです。当時日本ではまだめずらしい果物だったと思いますのできっと注目されたのではないかと想像できます。大観62歳の頃の作品です。

右側の「松林」は、昭和29年(1954年)三越美術部創立50周年記念・横山大観展の出品作です。このとき大観は86歳ですが、晩年のおおらかな筆致を見ることができます。


大観は風景画について、一度目にした風景は時が経つにつれて余計なものがそぎ落とされ、本当に描きたいものだけが浮びあがってくるということを言っていたようですが、この「松林」にもその作風が表れています。

横山大観

1868年 水戸藩士の長男として生まれる

1888年 母方の縁戚である横山家の養子となる

1889年 東京美術学校へ第1期生として入学 岡倉天心らに学ぶ

1896年 東京美術学校助教授に就任 2年後に校長・岡倉天心失脚にともない助教授を辞す

1904年 ニューヨークへ渡航  

1905年 ロンドンへ渡航

1937年 第1回文化勲章受章

1958年 東京都台東区の自宅で死去(89歳)

朦朧体について

大観の功績には、のちに「朦朧体」と呼ばれるようになった線描をおさえた没線描法の研究・発表があります。発表当初は先進的すぎて国内では批判されました。しかし、アメリカやヨーロッパの展覧会で高い評価を受け、その後日本でも受け入れられるようになりました。

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http://www.kanto-gakuen.ac.jp/junir/index.htm