11月28日(木)に、『平成25年度第3回FD研究会』を開催しました。
本学では、ファカルティ・ディベロップメント(FD)活動の一環として、より良い授業を目指し、
定期的に授業改善に必要な要素を教員同士が提案し合う『FD研究会』を開催しています。
今回のテーマは、『実務経験を生かした授業・教育方法~コース・ゼミへの帰属意識を高める工夫~』でした。
事例紹介では、豊富な実務経験を持つ先生方3名に、前職での経験やそれを生かした授業・教育方法についてご紹介をいただきました。
3名の先生方に共通するものとして、「学生と熱意を持って向き合う」ということを、日々様々な試行錯誤をしながら粘り強く行っていること、また、複数の教員が相互に協力しあいながら一人の学生を導くことが、教育の相乗効果を生むことが改めてわかりました。
学生がゼミやコース内でよい人間関係を構築できることはもちろん大切ですが、それを学生が主体的に学ぶ学習意欲の向上にどのように結びつけるかについて、先生方が自由に意見を交わしました。参加した先生方は今後のコース・ゼミ等への帰属意識を醸成するヒントを得られたものと思います。
今年度のFD研究会は今回が最終回となりますが、今後も、授業改善に向けた取り組みを継続して行っていきたいと思います。