関東学園大学

地域経済デザインコース


「食と農」「観光」「地場産業」を経済学の視点から学び、教室での授業と学外でのフィールドワークから、地域経済の担い手を育成するコースです。経済学をベースに地域を見つめ、地域の魅力を発掘・発信する力を磨くことで、まちづくりから地域の課題解決を目指します。
さらに地域の隠れた魅力を発見・発掘・発信し、地域をデザインする力=まちづくりをリードする力を身につけます。6次産業化やまちづくり、観光資源の掘り起こしなどの「学内の学び」と、学外で地域の取り組みを見聞きし体験する「フィールドワーク」の両方から実践的に学ぶことができます。

地域経済デザイン論 授業

コース名がついた、学びの軸となる授業。目標は地域活性のプロからあなた独自の地域の活性化プランを提案することにあります。まず内閣府の地方創生担当官が日本の地域活性化のありかたを紹介。さらに総務省や市役所といった行政、商工会議所、銀行、旅行会社、映画監督、FMラジオ局のパーソナリティやプロデューサーなど、各界のゲスト講師から、まちづくりや地域活性の未来の切り口を学びます。

6次産業化とは、「1次産業×2次産業×3次産業」というように、生産と製造加工業と販売・サービス業の3つを掛け合わせた言葉です。農業で言えば、生産者が自分で加工・販売まで一体的に取り組むことで、いままでよりも多くのお客に商品を届け、商品の価値を高めることで、収入を増やそうとする取り組みのことです。
商品開発や観光などの分野で「食と農」の魅力を高める方法として、いま注目を集めているのが「6次産業化」について、6次産業化のプロから、実践的なノウハウを学びます。

ビジネスをきわめて実践的に学べる授業です。「事業を計画する力」を養うことが、この授業の目的です。商品・サービスに対するマーケティングの実例から、さまざまな起業・独立または新規事業立ち上げ事例を学び、自分で起業独立することを想定し事業を計画します。起業独立のための事業の企画から資金調達・収益確保までをふくんだビジネスモデルを提案し、しめくくりとして事業計画コンテストの場で発表することを目指します。

ラジオ番組制作 フィールドワーク

大学の外に飛び出し、地域社会に入って、食農・観光・地場産業を体験し、地域資源を発見・発掘する実習です。
そんなフィールドワークから、太田市内で行っているプログラムをご紹介。具体的には、(1)農業生産法人で作付け農業体験、(2)着地型観光の視点から、史跡めぐりと温泉体験、道の駅や伝統ある酒蔵での研修、(3)地域経済学の立場から自動車メーカーの生産工場を見学。身近だけど実は知らない地域のゆたかな魅力を楽しみながら体験しましょう。

このコースでは、学生たちが2つのラジオ番組を制作・放送。1つは太⽥コミュニティ放送FM TAROの「太⽥を元気に!スマイルプロジェクト」。毎週⽕曜の30分番組です。学生チームがまちに飛び出して、太田市の活性化をテーマに地元で活躍する人々に取材。地域社会とリスナーとの間に新しいつながりをつくっています。
もう1つはFM KIRYUの「R-LAB 6ラジ」。毎⽉1回、県内の「食と農」に的をしぼりながら、生産・加工・販売というトータルな視点から「6次産業化」をテーマにお届けする1時間番組です。
番組制作をつうじて、楽しみながら学ぶことで、地域の若者の視点から地域の魅力を発見し、発信しています。

ラジオ番組制作 資格

いま注目を集めている資格「食の6次産業化プロデューサー」。「食分野の新しい価値を創造する」人材として活躍が期待されています。
このコースでは大学の経済学部としては珍しく、「レベル2」の資格取得が可能。取得に必要な6次産業化論、事業計画論を開講するほか、道の駅での実践的な研修も用意。資格取得まであたたかくサポートします。

地域創生力を進化させる 地域創生力を進化させる
専門科目
6次産業化論
フィールドワーク研究I
事業計画論
観光まちづくり論
経済学入門I・II
地域経済デザインコース
  • FP(ファイナンシャルプランナー)資格
  • 日商簿記検定
  • リテールマーケティング(販売士)検定
  • ITパスポート(経済産業省認定・国家資格)
  • 食の6次産業化プロデューサー(食Pro) レベル2
  • ビジネス文書検定
  • 秘書検定
地域経済デザインコース
  • JA(農家の経営支援)
  • 食品加工会社
  • 食品スーパー、
    食材商品バイヤー
  • 道の駅
  • 飲食業者