関東学園大学

一般教育担当教員

竹内 富雄

教授

地域と防災、救急法実習、フレッシュマンセミナー、ソフォモアセミナー

消防本部において、火災や自然災害などの現場で長年活動をした後、最後は、各地域の消防署をとりまとめる消防のトップ、消防長となりました。災害への備えや緊急時の指揮、職員の採用・育成などに広く関わってきましたので、そうした経験を活かし、現在は大学で消防・防災・安全管理、組織の運営やリーダーシップの発揮の仕方について教えています。授業では、採用する側の視点で消防官にとって最も必要な資質である判断力や行動力、人と協力する力などを養成できるよう、現場での実体験や具体的な事例を交えて学生一人ひとりに考え方や知識を伝えています。机の上の知識だけでなく、「本当に現場で使える力」を育てる授業を通じて、学生一人ひとりの成長をサポートしています。

高校生の皆さんへ

消防や防災を学ぶことは、未来の命を守ることにつながります。私たちが暮らす日本は、地震・台風・豪雨・火災など、さまざまな災害のリスクと常に向き合っています。そうした社会の中で、人々の命と暮らしを守るために必要なのが、消防・防災に関する専門的な知識と、実践に裏打ちされた判断力です。本学では、座学に加え、演習や地域との連携を通じて、現場で生かせる力を育てていきます。在学中には、講義や演習に積極的に取り組むだけでなく、地域の防災訓練やボランティア活動など、現場と関わる経験を重ねることが大切です。人と協力し、支え合う力を身につけることで、将来の大きな財産になります。「人の役に立ちたい」「社会に貢献する仕事がしたい」と考える皆さんにとって、大きな学びと成長の場がここにあります。困っている人を助けたいという“想い”を“力”に変える、その第一歩を私たちとともに踏み出しましょう。

並河 仁

教授

政治学、日本の政治、政治過程論、フレッシュマンセミナー、
ソフォモアセミナー

京都大学大学院(修士)。「政治学」に関する講義や、主に公務員を目指す学生が所属する公務員プログラムのセミナーを担当。公共政策コース学生を中心とする公務員を目指す学生に求められる公務員の素養としての政治、および政治学への理解を促している。「日本の政治」では、選挙制度や選挙で争われる政策の作られ方、争いの背景にあるものの考え方の違い、有権者が投票先を決める際に影響する要因などを講義している。これらの授業を通じ、学生個々が一票を投じる有権者として責任ある行動をとることに役立つとともに、経済政策や社会を動かす政治を 理解することで、経済学や経営学の理解を深めるように努めている。

高校生の皆さんへ

皆さんには「全力で学んで、全力で遊ぶ。そんな学生生活にしましょう」と伝えたいです。私は「政治学」を中心に指導をしていますが、「政治」と聞くと、「難しそう」と感じるかもしれません。でも、学び始めると世間の動きが分かって面白く、また、公務員をはじめとする将来の就職にも役立ちます。私と「自分たちの日常がどのように動かされているか」一緒に考えてみませんか? 学生が講義内容について、より深い論点に関わる質問をしてきたとき「おお、成長しているな!」と感じて嬉しくなります。教員に、合理的根拠を持って疑問をぶつけることができるようになってください! 皆さんの成長をしっかりサポートしていきたいと考えています。

安齋 公士

准教授

経済数学、統計学

東海大学大学院(修士)。専攻・専門分野は数学。本学では「経済数学」、「統計学」を担当。数学系の出身であることを生かして、数学の役立ちをわかりやすく学べるよう、経済学の話題も折り込みながら講義を構成している。「経済数学」では、数学的背景をきちんと解説するところから講義し、経済学の様々な基本的な概念をしっかりと身につけることができるよう、理解しやすい授業を心がけています。「統計学」では、身近な事例を題材にした授業を行っています。

高校生の皆さんへ

私の専門分野は数学です。なぜこの分野に興味を持ったかというと、小学5年生の時、テレビのコンピュータープログラミング番組を見て、プリンターがプログラム通りに動くことに刺激を受けたからです。皆さんに伝えたいことは「ほんとうのことは後になってからわかる」ということ。ですから、これから本学で勉強する人には「たくさん勉強すると、もっと面白くなるよ」と言いたいですね。勉強するとあらゆる物事が面白くなって、ほんとうのことがわかり、さらに色々なことに興味が出ると思うからです。本学の学生には「愚直に一生懸命勉強してください。それが夢を実現する最短の道」と励ましたいです。皆さんをしっかりサポートしていきたいと思います。

佐藤 有紀

准教授

日本語口頭表現、日本語総合A・B、日本語文章表現、
日本事情I・II、ソフォモアセミナー

埼玉大学大学院(修士)。専門は日本語。高校生の時、オーストラリアの英語研修に参加し、現地で質問された日本語や日本文化について答えられず、悔しい思いをしたことが日本語を専門としたきっかけとなっている。擬音語・擬態語をはじめ、日本語の特徴的な語彙を研究。本学では、留学生に対する日本語科目とセミナーを担当。セミナーのテーマでは「異文化コミュニケーション」に取り組んでいる。日本語を通してグローバルな視点を身につけることをサポートしている。著書に「『感じ』が伝わるふしぎな言葉 擬音語・擬態語ってなんだろう」(少年写真新聞社刊)等。

高校生の皆さんへ

大学時代に多様な人と交流して多角的な視点を身に着けることが、その後の人生の財産になります。本学には多様な国籍の学生・教員が集い、学内で国際交流できる環境が整っています。また、小規模大学であることを活かして、気になった先生を気軽に訪ね、自分の目標や夢にふさわしいアドバイスを個々にもらうこともできる環境です。皆さんが勉強や社会などについて知りたいことを、気になる分野の先生にとことんぶつけてみてください。また、いろんな国から来た先輩や先生にも、海外の情報について何でも聞いてみてください。様々な人や新しい知識と巡り会える、一生の宝物となる4年間が皆さんを待っています!本学の様々な活動を通じて国際交流を深め、私たちと一緒に学びましょう!

柴崎 直孝

准教授

数学A・B、自然科学概論A・B、フレッシュマンセミナー、
ソフォモアセミナー

中央大学卒業。「数学A」「数学B」を担当し、数学を用いて身近な現象を説明できることを目標とした講義を展開している。数学の役立ちや価値を知ってもらい、また、経済学、経営学、就職対策などにおいて、本格的に数学を勉強する上での橋渡しにとなるような教材開発を研究している。これまでに『公務員試験数的推理が面白いほどわかる本(KADOKAWA)』、『公務員試験の数的処理(アガルート)』などの著作がある。公務員プログラムの学生向けの公務員試験対策講座で、「数的処理(基礎)」や「公務員試験対策(自然科学)」などを担当している。

高校生の皆さんへ

大学の4年間は「社会へ出るための助走期間」です。助走する滑走路が広ければ広いほど、皆さんの可能性は広がります。私たちが皆さんの滑走路を広げるお手伝いをします! 授業では、ツイッターのマークが実は数学に基づいて作られていることや、スマホゲームの確率といった、学生たちが興味を持つユニークな内容を織り交ぜながら、授業を進めています。また、公務員試験対策講座も担当しており、公務員試験に挑戦する学生はもとより、履修学生の学習状況に合わせ授業時間以外の時間についてもオフィスアワーなどでサポートしています。

清水 可奈子

講師

英語I・III、フレッシュマンセミナー

筑波大学大学院(修士)・津田塾大学大学院(修士)。専門は応用言語学であり、特に第二言語におけるリーディングおよびライティングに関する認知プロセスや学習ストラテジーの研究に取り組んでいる。また、理論と実践の両面から学習者の多様なニーズに応じた効果的な指導法の確立を目指している。アメリカ合衆国ジョージア州アトランタにあるスペルマン大学に留学した経験や、中学校・高等学校および母校の津田塾大学を含む大学において豊富な英語指導経験を持つ。また、アメリカ合衆国のアナハイム大学でTESOL(英語を母語としない人々に英語を教えるための教育法)プログラムを修了し、Certificateを取得している。英語に限らず、言語にはその言語を使う人々の価値観や物事の見方・考え方が反映されている。英語授業を通じて英語を使う多様な人々の多様な文化への理解を促しつつ、実践的な英語運用能力の育成を図っている。

高校生の皆さんへ

英語を話す人の多くは、実は英語を母語としているわけではありません。英語を母語とする人は世界に約4億人いると言われていますが、英語を第二言語・第三言語として話す人はその何倍もいて、全体では15億人以上にのぼるというデータがあります。まさに英語は世界の共通語と言えます。国や文化が異なっても、共通の言語があることで人々は協力しあい、新しい価値を生み出すことができます。本学には様々な言語的・文化的背景を持つ学生が集まり、互いの違いを尊重しながら学び合える環境があります。英語の授業では単に言葉を学ぶだけでなく、他の文化を理解し、自分自身の視野を広げることを大切にしています。英語を通して、多様性を理解しながらも他者との共通点を見出し、「自分」についてグローバルな視点で理解を深めませんか。