関東学園大学

経営学科所属専門教育担当教員

齋藤 大二郎

教授/学長/地方創生研究所所長

人的資源管理論

関東学院大学卒業。世界中の車メーカーで採用されているカーエアコン用コンプレッサを開発・生産し、世界各地で事業を展開しているサンデンホールディングス株式会社にて、資材課・本社総務部・本社人事部・労務部等を経験し、組織で活躍する人の行動特性と組織要望から、社員のモチベーション・やりがいの向上を目指して、採用・異動・処遇・社員教育・福利厚生業務等、多岐に渡り取り組む。それらの実務経験を活かし、「人的資源管理論」では、企業の業務内容を実例に挙げながら、社会に対応できる知識を学生にわかりやすく講義している。

高校生の皆さんへ

本学の特長は、小規模の大学だからこそできる教員の面倒見の良さ。ここで4年間学んだならコンピテンシー(社会対応力)が高まり、自信を持って社会に飛び立てるでしょう。本学は地域社会を重視した教育を行っていますが、地域に貢献するためには「自分はどう貢献したいのか、そのためにはどんな能力が必要なのか」を考え、本学の教育の柱であるコンピテンシーを鍛えることが重要です。「地方創生を推進し、地方の発展に寄与すること」を目的として、学内に地方創生研究所も設置していますから、多くの活動を体験し、幅広く学べます。本学、地域や社会といった知のフィールドを通じ、地域で役立ち活躍できる人となり、社会へ羽ばたいてください。

市川 伸司

教授

経営戦略論、組織論、フレッシュマンセミナー、演習II

京都大学卒業。富士銀行(現みずほ銀行)に勤務。ニューヨーク勤務を経験し、米州戦略の企画・運営をはじめ、様々な国際業務に携わる。また、金融機関初のコンプライアンス体制の立ち上げを行なう。その後、グローバルな事業展開をしている企業に移り、企業戦略の策定、コンプライアンス体制の構築、経営管理等の業務にあたった他、ロンドンにおいてヨーロッパ各地(ドイツ・ポーランド・フランス・イタリア等)に展開する会社を代表として統括する。その後、日本本社にて常務取締役、常勤監査役を務める。また、世界遺産富岡製糸場を中心とした広域連携のNPO産業観光学習館の副理事長、5大学連携の環境みらい財団理事長として地方創生にも携わる。講義では、実際の企業活動を実例として取りあげ、経営学の理論を使って説明している。

高校生の皆さんへ

私たちを取り巻く環境は、今大きく変化しています。皆さんは、将来どんなことをやりたいですか。そのために、どんな能力や知識を磨きたいですか。 社会で活躍するための能力は、本学ではコンピテンシー(社会対応力)を高めることができます。また、社会で必要とされる知識は、様々な授業科目を学び、磨くことができます。 私は、これまで勤務した会社で多くの新しいことに挑戦しましたが、成功したことがある一方で、多くの失敗も経験してきました。講義では、これまでに経験した成功例や失敗例を実際のケースとして取りあげ、どうすればビジネスでの失敗を避ける、あるいは克服することができるかを一緒に考えていきます。そうした講義を通じて、数年後に社会へ飛び立つ皆さんの将来に役立つ支援をします。

西宮 正

教授

商品開発論、食品企業論、マーケティングI・II、フレッシュマンセミナー、演習I

青山学院大学卒業。専攻はマーケティング。大学卒業後、森永製菓株式会社に勤務。本社マーケティング部門を中心に事業部門、経営戦略部門や海外子会社経営などを経験。マーケティング部門では商品開発から調達・生産・広告・営業まで広範囲な実務に携わり、森永製菓のチョコレート菓子「ダース」の企画・開発から人気商品となるまでのプロセスにおいて、中心的な役割を担った経験などを持つ。豊富な実務経験を活かし、担当する「商品開発論」、「食品企業論」は、体系的な組み立てのもと、具体的な事例を中心に分かりやすく、学生が興味を持ちやすい授業内容としている。また、コロナ以降の激変する社会情勢を踏まえた対応や、企業の社会課題解決への取組みなど、現実に即した内容を授業に取り入れている。

高校生の皆さんへ

大学キャンパスは、知識習得の場であり人間形成の場でもあります。私たちは皆さんが様々なことに興味を持ってチャレンジすることを応援し、社会に出ていくための準備をしっかりしてもらうようお手伝いをしていきます。社会に出てから身を置くことになる企業は多くの部門から成り立っていますが、優れた企業では組織全体がマーケティング発想を有していると言われています。社員はどの部署にいてもマーケティングの視点を持つことが要求されます。本学ではビジネスの現場で必須となっている簿記会計の基礎的な知識から経営戦略やマーケティングまで、幅広く実践的な知識を身に着けることができます。ぜひ一緒に学んでいきましょう。

橋本 善夫

教授

キャリア実践I・II、インターンシップ実践演習、組織と経営I・II、フレッシュマンセミナー、演習I

高崎経済大学卒業。自動車用空調機器の製造企業で、主に人事部門において採用をはじめとした人材開発、人事異動、人事評価、福利厚生などに関する業務に携わった。本学のキャリア教育科目である「キャリア実践ⅠⅡ」や「インターンシップ実践演習」では、企業で人材を採用、教育してきた経験を活かし、本学学生の就職活動やキャリア形成を支援している。また、実務での経験から、組織内の連携を促進するプロセスのあり方や社員ひとり一人のモチベーションや帰属意識を高めるための手法についての豊富な知見を有しており、本学の「組織と経営ⅠⅡ」において事例をあげながら講義を担当している。

高校生の皆さんへ

長い人生にはいくつかの「節目」があります。「大学進学」も、その後の人生に影響を与える大きな「節目」のひとつです。いろいろな学問との出会いが、皆さんのキャリア形成の基盤となることでしょう。また、学問だけでなく、学生生活の中でも、いろいろな人との出会いや多くの経験が、豊かな人間性の形成に導いてくれると思います。本学には、ビジネス社会で必要となる知識を学ぶための多彩な授業科目が揃っています。さらに、社会人として活躍するために必要な意識や態度、行動力の習得に向けたコンピテンシー育成プログラムを提供し、皆さんを支援します。高校生の皆さん、楽しい学生生活を送るのはもちろん、数年後に迎える実社会での活躍のための準備をしましょう。私はそのお手伝いができたらと思っています。いろいろなことに興味を持ち、チャレンジし、いっしょに充実した大学生活を送りましょう。

齊藤 博

教授

キャリアデザインI・II、フレッシュマンセミナー・演習II、
スポーツ実技硬式テニス

早稲田大学大学院(修士)。大学院で経営戦略論を研究する。修士課程修了後、経営コンサルティング会社に勤務し実務経験を積む。経営コンサルタントとしてマーケティング戦略、人事管理、組織改革などのテーマで約40社の経営改善に携わる。その後、実務で得た知識や経験について、再度、理論的に深く学び直したいと考え大学院の博士課程に戻り、主に人事管理と人材開発について学び、人材派遣ビジネスの研究を始める。大学教員となった後も人材ビジネスの研究を続け、アメリカで調査・研究、日本やEU諸国の人材ビジネスに関わる実務家と共同研究に取り組む。現在は、人材開発テーマの一環として、大学生のキャリアデザインについて研究している。

高校生の皆さんへ

関東学園大学での4年間は「宝もののような時間」。社会人になって振り返った時、それがわかるでしょう。その宝ものに磨きをかけ輝かせるのは、皆さんの好奇心とチャレンジ精神です! 本学は、皆さんの将来のために役立つ経済や経営を学べるよう、調査・研究に強い専門教員、実社会経験が豊かな教員、温かくサポートする職員が、学生一人一人に向き合う大学です。ぜひオープンキャンパスで体験してください。私は、企業の人的資源に関わる戦略の立案、人事制度の改善等の業務に携わってきました。またキャリアカウンセラーとして、働く側からのキャリア形成に関わる支援業務に関わっています。これらの経験を踏まえ、学生の後押しをしています。新型コロナウイルス感染症による社会の変化は、皆さんの就職活動やキャリア形成にも大きな影響をもたらすことが予想されます。そのような大きな変化の中でも、学生一人一人がしっかりと就職活動に取り組めるような支援をしていきます。

近藤 孝昭

教授

フードサービスマネジメント論、企業と仕事I・II、ソフォモアセミナー、演習I

専修大学卒業。卒業後、モスバーガーを全国及び海外で展開する株式会社モスフードサービスに勤務。直営店店長、エリアマネージャーを経て、教育課長、人事課長、人事部長を経験。人事・教育分野では採用、研修、給与、福利厚生、人事教育制度設計など幅広い業務に携わり、モスバーガーチェーンの教育機関「モスアカデミー」開設においては責任者として運営を指揮。また、障がい者雇用を強化・促進させるために外食業界では数少ない特例子会社を創設し、初代代表取締役社長に就任。外食業界活動では人事労務懇談会代表世話人に就き、業界人事分野の発展に貢献。本学では実務経験から得た人事の視点を多く取り入れた分かりやすい授業を展開。

高校生の皆さんへ

大学は社会へ飛び立つ直前にいろいろなことを考えたり、試したりすることができる絶好の場です。実社会では用意されたひとつの正解を探すのではなく、仲間と協働して問題や課題の解決策をつくり出すことが求められます。大学での学びや活動では、多くの仲間とともに楽しくチャレンジして、自身やチームにとっての解決策をつくり出す練習をしていきましょう。出会う仲間は必ずあなたに様々な勇気を与えてくれるはずです。

犬童 健良

教授

経営情報論、行動経済学、スポーツ統計学

筑波大学大学院(修士)。学生時代、情報システム論を専門的に学び、AIと経済学や経営科学の分野との関わりに興味を持つ。経営情報に関わる領域を研究テーマとしている。専門である経営情報学は、経営学をベースとして、企業経営におけるさまざまな情報の活用の方法をテーマとする学問。授業の中で、IT技術の基礎から実社会での応用の広がりまでを教授。さらに、基礎的な理論を解説した上で、活用の実例として「モバイルコンピューティング」、「ソーシャルメディア」、「情報セキュリティ」、「業務アプリケーション」、「ビッグデータとAI」等の活用の可能性や課題などを学生とともに研究中。

高校生の皆さんへ

経済学や経営学は、現実の企業や社会のしくみや人間の行動につい探求し、未来の社会のために役立つ学問です。私はPrologというプログラミング言語を使って、経済学や経営科学の分野にAIを取り入れる研究をしてきました。授業では、エクセルの活用だけでなく、AIの活用も考えています。育てたいのは「常識にとらわれず、良いことには迷わずチャレンジできる人。同時に常識や他者を尊重できる人」。本学で学ぶ人には「時間を大切に、でもあせらないで」と伝えたいです。私たち教員が、社会で役立つ学問をしっかりと教えていくからです。私たちと一緒に経済や経営を深く探究していきましょう!

山田 真弘

教授

財務会計論、簿記会計I・II、フレッシュマンセミナー、ソフォモアセミナー

一橋大学大学院(修士)。論文『わが国における実績利益と予想利益の同時発表と株価形成、アナリスト予想のアナウンスメント効果に関する経験的証拠』等を発表。財務会計に関する領域を専攻テーマとしている。本学では「簿記会計Ⅰ」、「簿記会計Ⅱ」、「財務会計論」などの会計関連科目を担当する。3・4年生が専門分野を研究する演習科目においては、会計の知識をベースとして、実際のスポーツ関連企業の分析などを指導している。2019年度は「RIZAPグループのビジネスモデルに関する研究」というテーマを設定し、学生とともに研究プロジェクトを進めた。

高校生の皆さんへ

これから関東学園大学で学ぶ人、そして本学学生に聞きたいのは、「あなたはいま、夢中になっているものがありますか?」ということ。小・中・高校生であれば、先生から与えられたものをこなしていればよいでしょう。しかし、大学生はそれとは違って、自ら取り組むべきものを見つけ、そして、それに一心不乱に取り組む必要があります。そうでなければ、大学生活は、とても退屈な時間になってしまうでしょう。もし夢中になっているものがないなら、ぜひ本学で探してみてください。また、もし夢中になっているものがすでにあるのなら、それにさらに取り組んで、実りある成果を実現してください。私たち教員は、あなたの"夢中"をサポートします。

東 倫広

教授

生産管理論、組織とIT、演習I、演習II

筑波大学大学院(博士)。生産管理を研究テーマとしている。生産管理とは、求められる品質の製品を、必要とされるタイミングに、必要とされる量だけを、いかに効率的に生産できるようにするかをテーマとする学問。群馬県は「ものづくり」産業が盛んであり、とりわけ自動車製造に関わる工業生産額が高い地域なので、生産管理という学問は、特に製造現場との関りが深いため、地域的なニーズが非常に高い知識だといえる。本学では「生産管理論」などの科目を担当。授業では、生産管理の様々な手法がどのように発展してきたのかを教授するとともに、企業が、より少ないコストによって、様々な変化に対応できる最新の生産管理の手法を紹介している。また、新型コロナウイルス感染症の拡大により、原材料・部品の調達、組み立てや製造、それらの物流、販売などのサプライチェーンは大きく変わっていくことが予想されます。生産管理の視点から、これからのあるべき姿について一緒に考えていきましょう。

高校生の皆さんへ

私は、若者は自分の個性をいかせる、ゆっくりできる環境で将来のために自分とじっくり向き合うべきだと思います。関東学園大学はまさにそのような環境を提供する大学です。やりたいことがわからないから始まらない、と躊躇しないでほしい。実は、間違ったことをいっぱいやらないと、本当にやりたいことが見えてこないから。私は「何事も挑戦してみる」ことを信じています。自分の個性は同じことの繰り返しに向かず、常に新しいことに挑戦しないと気が済みません。従来のことや伝統を疑い、改革や改善の姿勢を持ち、新しいことに挑戦しています。失敗は悔しいが、挑戦しないまま人生を送りたくない。本学で一緒に新しいことに挑戦してみませんか?

鈴木 信尊

教授/副学長

ソフォモアセミナー、演習II

桜美林大学大学院(修士)。大学院では、後期中等商業教育の日米比較について研究。高等学校の商業科教諭として14年・情報科教諭として12年、合わせて26年間教育を行った。これまで、学年主任・進路指導主事・生徒指導主事・教務主任・教頭等を務める。教員としては、商業科目の簿記を中心に教え、現在も非常勤講師として高等学校の教鞭を執る。北関東簿記検定試験の作問委員を務めた。

高校生の皆さんへ

新型コロナウイルス感染症の影響により、思い描いていた高校生活が送れていない皆さんも多いと思います。止めることのできない「時の流れ」を悲観しながら過ごすのではなく、人生の夢を描き、希望に満ちた時間にするために、出来ることから一歩踏み出して欲しいと切に願います。
本学では、学生の皆さんの思いを常に大切にし、「充実した学生生活」・「希望する進路の実現」・「成長した自分を感じての卒業」、そして何より「関東学園大学を選択して良かった」と思ってもらえるように、教職員一人ひとりが心掛け、支援しています。入学してくれた学生の皆さんが、悩み・考えながら決めてくれた経緯を知るものとしては、その責任は重いです。
ぜひ、皆さんにも本学のすばらしい経歴を持っている先生方に会っていただきたいです。新たな出会いが、限られた「時の流れ」を大きく変える時があります。まさに、変わることのできるチャンスが本学にはあります。新しい自分を発見する時間と空間を一緒につくりましょう。

間普 崇

教授/学科長

会計基礎I・II、外書講読(経営学研究)、フレッシュマンセミナー、
演習II

東北大学大学院(博士)。論文『企業の環境関連情報と企業価値評価についての一考察』において、企業の自然環境保護活動に関わる情報が、その企業の評価において有用なものであることを明らかにする。企業を評価する際には会計的な情報が必須となるが、加えて、非会計的な情報を活用することで、より的確な企業の評価が可能になると考え、さまざまな非会計的な情報の役立ちについて研究を続けている。学生は会計の知識を身につけ、実際に企業の会計情報を見ると、企業活動のスケールや利益を生み出しているプロセス、企業のさまざまな活動の成果を認知できる。そのため、学生がより実践的な会計の知識を得られるような授業になるよう工夫、展開している。

高校生の皆さんへ

本学には、経済学や経営学を"体験を通じて実践的に学ぶ機会"がたくさんあります。ほんの少しでも「新しい何かをやってみよう」という気持ちを持つ人は、ぜひ本学で学んでみてください。私は、経営学科1、2年次の必修科目を担当しています。これらは経営学を学ぶ上での入門的な位置づけの科目なので、皆さんが少しでも興味を持てるような授業となるように心がけています。なぜなら私自身、大学時代に深く考えたわけではなく、簿記検定の勉強を始めたことがきっかけで、経営学に興味を持ったため"興味のきっかけ"を大切にしているのです。皆さんには「失敗からの学びもある」ことを含め、本学で色々な物事にチャレンジしてほしいと思います。

東明 有美

准教授

スポーツマネジメント論入門I・II、スポーツビジネス論、スポーツマーケティング論

順天堂大学大学院(博士)。東京オリンピック2020 顧問。公益財団法人日本サッカー協会(JFA)在海外国際委員。アジアサッカー連盟(AFC)社会貢献委員。大手広告代理店の電通で、サッカー日本代表チームに関わるマーケティング等に携わる。論文『自治体のスポーツ政策に基づくスポーツチームの形成過程に関する研究−女子スポーツチームに着目して−(学会発表)日本体育学会第69回大会、2019年』で、女子サッカーによるまちづくりに注目、自治体のスポーツ政策のためにスポーツチームがいかに形成されてきたのかを明らかにした。また『多種類スポーツ施設付随の都市公園に対するマーケティング提案(学会発表)』(日本生涯スポーツ学会第21回大会、2018年)で、多種類スポーツ施設に隣接する都市公園の利活用について要望を明らかにした。

高校生の皆さんへ

「自分の可能性を信じて、チャレンジを続けましょう!」 スポーツはする・みるだけでなく、ささえるという側面もあります。スポーツをいかにささえるか(マネジメントするか)について教えています。私は、サッカー日本代表としてオリンピックやワールドカップなどメガイベントに出場した際、「こうしたイベントを支える仕事をしたい」と思い、この分野に興味を持ちました。教える時は、自分の常識で学生を縛らないように、学生のもつ可能性を最大限に引き出すように、と考えています。そして、学生が「何をしなければいけないかを自分から考え行動するようになった時」に成長を感じます。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、スポーツ界にも大きな影響を与えています。授業で身につけた経営学の知識をもとに、一緒にこれからのスポーツビジネスの盛り上げ方を考えていきましょう。

中谷 淳一

准教授/地方創生研究所研究員

マーケティング基礎I・II、ブランド論、広告論、社会起業論、事業計画論、フィールドワーク入門、
フィールドワーク研究I・II、演習I、演習II

早稲田大学大学院(修士)。専門はマーケティング戦略およびブランド戦略。マーケティングの専門知識を生かし、現在は群馬県内の地域活性化に学生たちと取り組んでいる。論文『産官学による地域活性化の課題と展望: 群馬県神流町での取り組みを事例に』は、群馬県から委託を受けて取り組んでいる群馬県神流町での地域活性化の活動について、具体的な内容とともに、産官学で取り組む地域活性化の課題を整理し、今後のあり方について考察したものとなっている。現在もこの取り組みを続けている。活動している学生たちには、経済学や経営学で学んだ知識を、地域活性化の実践的な取り組みに活かすことができるよう授業をおこなっている。

高校生の皆さんへ

将来「やりたいこと」はありますか? 多くの人が「特に無い」と答えるのではないでしょうか。今はそれで良いと思います。私自身、大学卒業後、最初に就職した会社で初めて「マーケティング」という言葉を知り、本を読み「こんなに面白い学問分野があったのか!」と衝撃をうけたことがマーケティングの世界に入るきっかけでした。関東学園大学は単に勉強だけでなく、学内外で様々な経験が積めるプログラムがあります!例えば、伊香保温泉に外国人旅行客を増やすための企画立案など、学生視点から解決案を考え、地元に対して提案を行っています。これらの様々なプログラムもきっかけに、本学での学生生活を通じ「自分の将来『やりたいこと』」を見つけてください!

潘 宝燕

講師

国際マーケティング論、グローバル経営論、品質管理論、自動車産業論、
フレッシュマンセミナー、演習II

神戸大学大学院(博士)。学位論文『中国企業における品質管理に関する考察』の中で、「複数の事例研究により、中国企業の品質管理には、唯一最善のものがあるわけではなく、顧客関係や品質規制、企業の戦略、トップのコミットメントの特性が、経営管理者の品質に対する認識に作用するという状況適合的な多様性を有している」ということを見出した。現在、日本企業の品質管理についても調べ、品質管理の国際間比較研究を行っている。専門分野は、国際経営・技術経営であり、実際に日本企業の日本での工場及び中国での工場両方で通訳として働いていた経験がある。これらの実務経験を活かし、身近な企業事例を紹介しながら、理論をできるだけ分かりやすく解説するようにと心掛けている。
東日本大震災直後の2011年4月から1年間、岩手大学で留学生として学びながら、現地でのボランティアに参加した経験を持つ。

高校生の皆さんへ

大学では、様々なことを自分で自由に決めることができます。逆に、自分が動かなければ、何もできません。自由が増える代わりに、その分責任も大きくなります。4年間を通して、少しずつ自分の人生に責任を持てるようになりましょう。4年後、皆さんはどんな社会人になりたいのか、そのために今どんな能力や知識が必要なのか、どんな工夫が必要なのかを一緒に考えて、そして一緒に身につけるようになりましょう。グローバル化及び情報技術の進展により、現在のビジネス環境はより複雑で不確実になっています。正解のない世界で、皆さんは意思決定をして前進しなければなりません。経営理論は、我々の考えを深め、広げるための思考の軸となり得ます。ぜひ、本学で経営学の知識や理論を学び、経営学の面白さと有益さを理解できるようになりましょう。

村石 光二

講師

スポーツ産業論I・II、クラブ運営学、演習I、演習II

大東文化大学大学院(修士)。大学院では主に運動生理学及び環境生理学を研究。高校・大学では選手として、大学院進学後はコーチとしてサッカーに取り組んだ。大学院修士課程修了後、日本のスポーツの国際競技力向上を目的として設置され、日本のトップアスリートが集結する国立スポーツ科学センターに勤務した経験を持つ。国立スポーツ科学センターでは、オリンピック・パラリンピック種目の各競技団体に対して、それぞれの競技団体のマネジメントがより適切なものになるためのコンサルティングを行った。
それらの経験を活かし、本学では様々なスポーツを題材として経営学を学べるスポーツ産業論とクラブ運営学を担当する。

高校生の皆さんへ

大学生になると将来のことや、人間関係、学業のことなど、多くの悩みにぶつかることが多い時期になります。しかし、本学の特徴は教員と学生の距離感が近く、皆さんを全力でサポートできる体制が整っています。そんな本学の特徴を十分に生かしながら、長いようで短い大学生活で失敗を恐れず多くのことにチャレンジして下さい。トライ&エラーを繰り返しながら成長できる4年間を一緒に過ごしていきましょう!!