関東学園大学

様々な活動に関わることで自分を変え、成長してゆく

K.M さん
経済学部 経済学科
地域経済デザインコース3年
群馬県立伊勢崎清明高等学校出身

実践的な学び方に驚きながらも地元に応用できる手応えを得た

「地元のことをもっと知りたい」

と思ったことが、地域デザインコースを選んだ理由です。

ずっと伊勢崎市に住んでいて、やはりこの町が好きで、地元をもっと良くしていきたいという思いがありました。

このコースでは実践的な学びが多く、例えば、静岡県の熱川で現場を見て、観光プランを考えるフィールドワークが2年連続でありました。

実際に熱川を見て調べるととても良い観光地で、熱海と同じく温泉街なのですが、観光客は熱海だけで満足して帰ってしまうのです。
自分も熱海しか知らなかったので「調べれば、観光資源はたくさんあるんだ」と感じました。
そこでの学びは将来、太田市や伊勢崎市でも応用できると思っていて、
「観光資源を探すことも大事」
ということを学びました。

さらに、静岡にある観光農園をメインに観光プランを立て、観光農園の方々の前で発表することがフィールドワークの最終目標となっていました。

「実践的な学び」に魅力を感じたことも、地域デザインコースを選んだ理由の一つでしたが、

「ここまで実践的に観光プランを立てるとは」

と驚きました。

フィールドワークは大変な面もありますが、やりがいに満ちていて楽しく、成長できると感じています。

ラジオ番組制作を経験したから将来のビジョンを見つけられた

ゼミのプロジェクト授業では、ゼミ生みんなでFMラジオの番組制作をしています。

制作しているのは「太田を元気に!スマイルプロジェクト」という30分番組です。
週1回オンエアなので、ゼミ生は「企画・取材」「アナウンス」「編集」の3チームに分かれて、それぞれの作業を行なっています。

私は企画・取材を担当していて、地元で活躍している人をピックアップし、取材依頼をして台本を書き、インタビューをしています。

印象に残っているのは、太田にある牧場のオーナーへの取材です。いろいろなことを話してくれましたが、とにかく「自分のことより牛のこと」という方で、牛や乳製品への熱意に感動しました。

そして、多くの取材を通して「地元で頑張っている人がたくさんいる」ということを実感し、

「自分も将来、地元のために頑張りたい」

と心から思うようになりました。

こういった思いやビジョンは、ラジオ番組制作に関わったからこそ見つけられたことです。

ここで身につけたマナーや人付き合いの能力は一生モノだ

高校生の時は、自己主張をすることもなく「周りについていけばいい」というタイプでした。
関学に入学してからも「人との付き合いは最低限で、卒業だけできればいいや」なんて思っていたのですが、この大学ではそうはいかなかったです。

先生や学生と接する機会が非常に多く、フィールドワークや活動も多いので、「人と話すのが苦手」という意識は少し解消されました。
また、身に付けたマナーやコミュニケーション力は社会に出てからも役立つと思いますし、一生モノだと感じています。

高校生の皆さんには、「人付き合いが苦手でも、それは克服できることだよ」と伝えたいです。実際、自分がそうでしたから。
関東学園大学は良い意味で"世話を焼いてくれる大学"です。入学したら、人付き合いの苦手意識が解消されて、社会に出る自信がつくと思います。