フィールドワーク研究(太田市プログラム)を実施しました
2021.07.29 <002>ニュース&トピックス | 教育
7月27日から2日間にわたり、フィールドワーク研究「さつまいもから考える太田市の農業と経済」を実施しました。
これは太田市の食と農、観光、地場産業を学習体験し、地域資源を発掘発見することを目的とした夏季集中講義です。
今回は、1年生を中心に2年生、3年生、4年生、あわせて20名の学生が参加しました。
太田市のシティプロモーションの一環として、「さつまいもをつかった太田市のプロモーションプラン」を企画することを目的に、学生たちは太田市の地域資源と地域課題について学びました。
さらにアクティブラーニングの観点から、地元太田市で活躍される、経験豊かなゲスト講師のみなさまをお招きし、講演していただきました。
・関東のさつまいも栽培の先駆者である太田の名主 板橋定四郎の子孫の方から、ゆかりの品物をまじえながら逸話を(ファイナンシャルプランナー 板橋美代子さん)
・さつまいも農家の立場から、いもの苗生産、いもの生産と6次産業化(干し芋の加工販売)のお話を(小久保農園 小久保忠雄さん)
・パティシエの立場から、さつまいもの加工と太田銘菓「定四郎ポテト」のお話などを(Sweets工房あんどう 安藤忠夫さん)
・農業協同組合の立場から、太田市の農業の現状と課題を(JA太田市 代表理事組合長 天笠惇家さん)
――以上のみなさまから2日間にわたり、貴重なお話をうかがいました。
学生たちは一連の学びをもとに、「さつまいもをつかった太田市のプロモーションプラン」をグループで案出し発表しました。
このフィールドワークを通して、学生たちは地域経済と地域社会をより身近に感じ、まちづくりに主体的にかかわる大切さを学びました。
ゲスト講師のみなさま、太田市にまつわる最前線の知見を惜しみなくご披露くださいまして、ありがとうございました。学生のみなさん、これを機会に、ぜひ地元の地域資源と地域課題について関心を持ち、地域で活躍できるようになるきっかけをつかんでください‼