関東学園大学

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地域経済デザイン論で群馬クレインサンダーズの阿久澤社長がゲスト講師に

2021.11.25 <002>ニュース&トピックス | 教育

1124日(水)、地域経済デザイン論(担当:中村正明教授 受講生およそ70人)の第8回講義を、プロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」を運営する、株式会社群馬プロバスケットボールコミッション代表取締役社長の阿久澤毅さんをゲスト講師にお迎えして実施しました。

群馬クレインサンダーズは2021-22シーズンからB.LEAGUE において、B2からB1に昇格を果たしました。さらに2021年には太田市運動公園市民体育館を拠点にホームタウンを太田市に移したことで、群馬県民と太田市民のファンを増やし、とても勢いに乗っているプロバスケットボールチームです。

阿久澤さんからは「群馬クレインサンダーズによる地域活性について」をテーマに、クレインサンダーズが地元である太田市と群馬県の地域活性化にかける想いを語っていただきました。中でも実践的な取り組みとして、群馬クレインサンダーズと太田市とが、地域活性化にかんする包括協定を締結していること、本拠地移転を機にファン層を拡大していること、さらにホームゲームでは同公園敷地内で「OTAマルシェ」を開催し、太田市民との交流と新しいファン層の開拓に力を注いでいることなどをご紹介いただきました。またあわせて同社CSR推進ご担当の牧山沙弥香さんからは、クレインサンダーズが手掛けるCSR事業・SDGs事業についてご紹介いただきました。

講義後半では、学生との質疑応答が行われました。ここからは社長の阿久澤さんのほかに、事業企画部ご担当の岐津将平さんにもお入りいただき、プロスポーツ球団としての地域密着のあり方や、新アリーナ完成に寄せる期待、そしてファンづくりと地域貢献とを組み合わせることなどについて学生たちと活発にやり取りしていただきました。「地域の子供たち、女性たちとの活動は?」「東武鉄道との連携は?」「新規のファンづくりのための工夫は?」などの質問や提案に対して、小学校でのサンダーズキャップ配布活動の計画、高校や大学と球団とのコラボ商品の試作開発やバスケットボール体験教室ができる機会づくりなどについての応答が行われました。最後に阿久澤さんからは、学生の新しいアイデアを持ち帰り、新たなファンづくりと地域連携のさらなる実現に向けて検討させていただくというお答えを頂戴しました。

阿久澤さん、株式会社群馬プロバスケットボールコミッションのみなさま、このたびはお忙しい中を学生のためにご講演くださいまして、ありがとうございます。バスケットボールと群馬県や太田市の地域活性の取り組みについていただいたご講話を、学生たちとともに今後に生かしてまいります。