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【おおた6ラボ】地域経済デザイン論で、群馬県東部振興局宮川博之局長が講演しました

2022.12.02 <002>ニュース&トピックス | 教育

この講義は地域経済デザインコースの中核講義として位置づけられています(中村正明教授担当)。

今回はゲスト講師として、群馬県 総務部 東部振興局 太田行政県税事務所の宮川博之局長をお招きし、「新・群馬県総合計画 太田地域施策展望の推進 ~おおた6ラボ~」というテーマで講演していただきました。

はじめに、東部振興局の仕事と役割について概説をいただき、つづいて「新・群馬県総合計画と施策展望」をご説明いただきました。とくに、県内11の地域ごとにデジタルと融合した新たな価値を生む「地域の土壌」(文化、歴史、産業など)と、地域の持続可能性につながる「施策展望」のポイントについて、わかりやすく解説していただきました。

そのうえで、現在進んでいる本学の地方創生研究所との連携事業である「太田6次産業化Lab(通称「おおた6ラボ」)」について、時に宮川局長と中村教授の対話をまじえながら、ポイントを示していただきました。

この「おおた6ラボ」は、6次産業化を通して地域課題を解決し、地域に経済的利益を創出する仕組みとして関東学園大学 地方創生研究所が立ち上げ、東部振興局にサポートに入っていただいている取組です。地元生産者や加工・製造業者、流通・販売業者、群馬県等と連携してスタートした「おおた6ラボ」は、地元の事業者や高校生、そして本学の学生たちも参加して、今まさにさつまいもによるスイーツの試作開発をもとにした「OTA自慢づくりプロジェクト」を進めているところです。

宮川局長からは「学びとチャレンジの場である「おおた6ラボ」から、地域に新しい風を起こす。そこで、関東学園大学の学生さんをはじめ、地域の高校生・大学生たち若いみなさんの発想や力、発信力を貸してほしい」というあたたかい言葉をいただきました。

群馬県「新・群馬県総合計画」にもとづくこうした呼びかけは、きっと学生に届いたと思います。

宮川局長、お忙しい中をありがとうございました。今日のご講演を、これからの地域経済活性化の学びにいかしてまいります。

そして、これからも、サツマイモ栽培の関東発祥の地である太田市において、「おおた6ラボ」から始まった「OTA自慢づくりプロジェクト」は、地域経済の活性化と地域課題の解決のため、地域連携や高大連携、SDGsの取組を行ってまいります。どうぞご期待ください。