特色のある講義(経済学研究)
2023.12.27 <002>ニュース&トピックス | 教育


この講義で使用している辞典
経済学部経済学科教授・経済学科長 林仁史
(プロフィール)
Rewriting the Rules of the American Economy: An Agenda for Growth and Shared prosperity
Joseph E. Stiglitz, Nell Abernathy, Adam Hersh, Susan Holmberg, Mike Konczal
筆頭著者のジョセフ・ユージン・スティグリッツ米国コロンビア大学教授は2001年にノーベル経済学賞を受賞し、世界的に著名な経済学のテキストや書籍を数多く執筆し、世界中の経済学者や経済政策担当者たちに多大な影響を与えている人物です。
この講義を受講することで、これまで採用されてきた経済ルールが、モノ・サービス(労働サービスを含む)・カネの取引を行う市場をどれだけ歪めてきたのか、そして、どれだけ所得や資産や機会の不平等あるいは格差を生み出してきたのかといったことをアメリカ合衆国や日本のデータを使用して確認し、不平等な経済システムを改善するような適切で代替的な経済ルールを考えるといった最新の経済学のトピックスについて理解することができます。経済学を英語で学ぶ意義は、英語で表現された経済学の専門用語をその意味や内容についても直接的に理解できることにあります。日本語に翻訳された経済学の専門用語は日常的に使わない言葉に変換されており見てもすぐに意味の分からないものばかりですが、英語で表現された経済学の専門用語は見ただけで意味がすぐにイメージできるのです。経済学は英語で表現されているわけですから、英語のまま学ぶのが自然であり、日本語で学ぶ方がかえって誤解が多くなったり、理解できなかったりします。機会があれば経済学は本来英語で学ぶべきだと考えます。
● 学生の声
T.Y.さん
経済学部 経済学科1年
(館林高等学校/共通テスト利用入試)

履修登録をする際に、経済学科の先生からおすすめの講義があると紹介され、興味がわいてきて説明を聞きに行ってみました。現在、講義では先生がレジュメを用意してくださり、重要なポイントや、わかりにくいところについて、詳しい解説をしていただけます。もともと英語は苦手だったのですが、この講義の進め方であればついていけると実感しています。いま、アメリカと日本の経済状況を比較することが面白いです。そして、英語のテキストで経済学を学ぶことは、日本語のテキストで学ぶのとは違う新鮮な面白さを体感しています。
W.S.さん
経済学部 経済学科3年
(沼田高等学校/一般入試)

履修したきっかけは、2年次に林先生の授業を受けて、経済学に引き込まれ、英語のテキストで学べる授業を林先生が担当されていると知ったことでした。林先生の授業の魅力は経済学の分野について、最先端のトピックスをとり上げてくださるので、興味が広がってくるところです。高校までは英語はあまり好きな科目ではなかったのですが、大学に入学して1年次での英語の授業で好きになりました。文法など学び直しにより、すらすら訳せるようになり、楽しいと感じるまでになったのは驚きです。そしていま、専門の経済学を英語のテキストで学んでいることに充実感があります。