関東学園大学

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フィールドワーク研究(太田・足利プログラム)を実施しました!

2024.08.30 <002>ニュース&トピックス | 教育

820日(火)から822日(木)にかけて、太田市・足利市を舞台に、3日間にわたって地域資源を学ぶフィールドワーク研究(担当:山根聡之准教授)を実施しました。

フィー ルドワークとは体験学習を目的とした夏季集中講義のことです。関東学園大学のプログラムでは、とりわけ地域で活躍する事業者や行政と連携した アクティブラーニングを重視し、学生たちと地域活性化のための学習と活動に取り組んでいます。

今回は大学周辺の太田市・足利市の2地域を舞台に、地域資源と地域課題を体験しながら、足利と太田の食と農、観光、地場産業を学ぶことをテーマに3日間実施しました。

学生たちは、足利織姫神社、足利織物会館(足利織物伝承館)、足利学校、足利学校遺蹟図書館 相田みつを生誕100年記念企画展「相田みつをと足利学校」、鑁阿寺、ニューミヤコホテル足利本館、ココ・ファーム・ワイナリー、あしかがフラワーパーク、新田乃庄 寒山亭、株式会社 池田製作所(本社工場・木崎工場・新田工場)など、足利市と太田市の地域資源の拠点をめぐり、体験を通して学びました。

とりわけ――

・足利織物伝承館においての足利銘仙の歴史についての講話とステンシル体験、

・ニューミヤコホテル足利本館の代表取締役社長 小幡さんによる足利の観光まちづくりとDMO(観光地域づくり法人)にかんする講演、

・同ホテル 営業顧問の新藤さんによるホテル業におけるホスピタリティとサービスにかんする講演、

・社会福祉法人こころみ学園による農福連携についての講話と、ココ・ファーム・ワイナリーによる高付加価値のワイン造りについての講話と見学ツアー、

・あしかがフラワーパークの特徴(大藤、イルミネーション)と、集客のための営業努力についての講話、

・新田乃庄 寒山亭での、群馬・太田地域の「おきりこみ発祥の地」の由来についての講話、

・株式会社 池田製作所 において、会社説明と、本社工場・木崎工場・新田工場の見学ツアー、

――などなど、地元の拠点でキーパーソンのみなさまに直接お話をいただきました。学生たちは足利・太田地域の食と農、観光、地場産業について実践を通じて理解を深めました。

最終日に足利のツーリズムプラン(歴史、体験、交流)を立案と成果発表をおこなって、3日間のフィールドワークは終了しました。

ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました! 関東学園大学では、太田市や近隣地域のほか、群馬県内や県外を舞台として、地域活性化のための調査研究を展開しています。学生たちはひきつづき、体験を通じて地域課題を発掘し、地域資源を発見・学習・発信するための学習と研究活動を継続していきます。