関東学園大学

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地域経済デザイン論で赤城食品株式会社取締役の遠藤恒平さんに講演いただきました

2023.01.27 <002>ニュース&トピックス | 教育

この講義は地域経済デザインコースの中核講義として位置づけられています(中村正明教授担当)。

126日(木)、今年度の最終回のゲスト講師として、赤城食品株式会社取締役の遠藤恒平さんに講演いただきました。赤城食品株式会社は、うどん・そばの乾麺製造、スパゲッティ・手延べ麵などの製造や外食業を展開しており、近年では海外販売にも力を入れています。遠藤さんは取締役を担いながら、製造と品質管理の責任者も務めておられます。
講座では、麺類の製造販売や商品開発から、国内と海外での商品と販路展開、営業・対外交渉の努力など、幅広い視点からわかりやすく解説してくださいました。
食の安全性を担保するためにISO22000認証をいち早く獲得したこと、地元群馬に根差しながらも日本全国へ販路を広げ、近年では海外展開にも力を入れていること、旧ホームページをリニューアルした新ホームページとSNSを活用した情報発信、新型コロナ禍の中での巣ごもり需要への対応など、赤城食品の強みと経営努力について披露していただきました。
また講座の後半から入社3年目、同社営業部で活躍される内田栞さんも登壇され、営業活動の魅力について語っていただきました。お二人からは同社商品の特徴について、商品開発や営業担当ならでの視点から、実演をまじえながら紹介していただきました。
就職活動を控える学生たちに対しては、「社会人にとっては、よくコミュニケーション能力が大切だと言われる。だが、その中身が難しい。要は、自分の意思をしっかりと伝え、相手の目を見て向き合えることが求められている。みなさんにはそうした力を身に付けてほしい」という、温かいメッセージをいただきました。最後には、学生たちのために、同社自慢のうどんやスパゲティなどもふるまってくださいました。

遠藤さん、内田さん、このたびはお忙しいところ、ご講話くださり、ありがとうございます。今回お話いただいた内容は、学生たちとともに、今後の地域活性のための学びにいかしてまいります。