地域経済デザイン論で内閣府地方創生推進事務局 参事官補佐 藤井沙織さんにご講演いただきました
2024.10.11 <002>ニュース&トピックス | 教育
2024年10月10日(木)、「地域経済デザイン論」*(担当:中村正明教授)の第2回講義を実施しました。
今日の第2回講義では、 内閣府地方創生推進事務局 参事官補佐 藤井沙織さまをゲスト講師としてお招きし、「地方創生の推進について」というテーマでご講演いただきました。
地方創生の取組がはじまって10年が過ぎた現状と課題、内閣府が新たな地方創生事業として力を入れているデジタル田園都市国家構想総合戦略などについて解説していただきました。
藤井さんからは「内閣府をはじめとする中央政府の地方創生はあくまでもサポート役で、主役は地方のみなさん。地域の魅力も課題も、みなさんが最もよく理解してらっしゃる。自分や家族、そして次の世代が地域で生活するにあたって、どうありたいのか、地域をどうしていきたいのか。学生のみなさんひとりひとりが考えて、かかわっていただきたい。」というメッセージをいただきました。
学生は「地域で暮らす・学ぶ・働く・つながる」といった視点から、人口減少社会の問題、就業と未来の仕事づくりの動向とデジタル人材、地方への移住定住、関係人口の創出・拡大といった地域活性化をめぐるさまざまなトピックとキーワードを学ぶとともに、各自が自分事としてとらえるきっかけをつかんだと思います。
藤井さま、お忙しいところをご講話くださり、ありがとうございました。今回お話しいただいた内容は、今後の地域活性のための学びにいかしてまいります。
*この「地域経済デザイン論」は内閣府との連携講座として位置づけられています。
全 15 回を通して、内閣府の地方創生ご担当者をはじめとした省庁・地方自治体の政策担当者や商工会議所、民間で活躍するまちづくりの専門家や事業者といったみなさまをゲスト講師としてお招きして、地域をめぐる現状と政策課題、展望について学んでいきます。
講義が進むにつれて、学生は「産・官・学・金」といった総合的な視点から、地域経済をデザインする力と、ビジネスモデルを構築する力を身につけていきます。