フィールドワーク研究(金沢・能登半島 震災復興支援まちづくりプログラム)を実施しました!
2024.12.04 <002>ニュース&トピックス | 教育
* はじめに、2024年1月1日に発生した能登半島地震により甚大な被害を受けた能登半島において9月21日(土)、線状降水帯が発生しました。大雨被害を受けられた皆様には謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
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9月9日(月)から9月11日(水)にかけて、石川県金沢市、および能登半島の珠洲市を舞台に、3日間にわたって、地域資源と地域課題を学ぶフィールドワーク研究(担当:中村正明教授)を実施しました。
フィールドワークとは体験学習を目的とした夏季集中講義のことです。関東学園大学のプログラムでは、とりわけ地域で活躍する事業者や行政と連携した アクティブラーニングを重視し、学生たちと地域活性化のための学習と活動に取り組んでいます。
今回のフィールドワーク研究では、2024年1月1日に発生した能登半島地震からの復興まちづくりをテーマに、石川県の金沢市と能登半島(主に珠洲市)を舞台に体験を通じた実践的学習を行いました。具体的には、現地視察・交流、ボランティア等を通じて、復旧/復興、観光、ボランティア、産学官連携、まちづくりなどを現地で体験を通じて学ぶことに注力しました。
★3日間のプログラムのうちわけは次の通りです。
9月9日(月) 群馬 出発 ~ 往路 石川入り~ 金沢市の食探訪
・ヤマト糀パーク/ヤマト醤油味噌
・兼六園、金沢城公園、ひがし茶屋街 ほか
9月10日(火) 金沢出発 ~ 能登半島( 珠洲市) 被災地の視察・交流 ~ 金沢着
・珠洲市役所(副市長、企画財政担当)、珠洲市の地域おこし協力隊員、珠洲市の農業生産者、食育防災アドバイザー、温泉旅館経営者、交流拠点の管理団体、地域住民、学生ボランティアたちとの情報交換・意見交換、被災地視察など
9月11日 金沢市街 観光地 視察 ~ 復路・群馬着
・ひがし茶屋街、近江町市場 ほか
――などなど、地元の拠点でキーパーソンのみなさまに直接お話をいただきました。
学生たちは石川県の豊かな観光資源を学ぶとともに、珠洲市の被災地の視察や交流、金沢市での観光体験を通じて、地域住民との対話と交流、地域社会における責任感や職業観の醸成など、地域への関心や地域貢献の学びを獲得しました。
最後に、食育防災アドバイザーであり、レスキューキッチンカーで炊き出し・災害復興支援活動を続けてらっしゃる中村詩織さん、珠洲市出身で、中村詩織さんとともにレスキューキッチンカーで炊き出し・災害復興支援活動を続けてらっしゃる小森ゆきえ(やちこ)さん、議会中のご多忙な最中にもかかわらずお時間を割いてくださった珠洲市副市長 金田直之さん――をはじめ、今回のフィールドワーク研究についてご支援ご協力くださったすべての皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
関東学園大学の学生はひきつづきフィールドワーク研究を通じて地域課題を発掘・発見し、地域資源の魅力を学び発信するための学習と研究活動を継続していきます。