関東学園大学

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卒業生の声(大泉町役場勤務)

2023.12.14 <002>ニュース&トピックス | 教育


大泉町教育委員会事務局 
教育部 生涯学習課 スポーツ文化振興係
H.K.さん
2017年度卒業 
公務員(行政)コース【現 公共政策コース(公務員プログラム)】

地域の人の役に立ちたい

 私は地域の人の役に立ちたいと考えていて、臨床心理士になることを検討していました。その後、公務員はまさにそれを実現することのできる職業ではないかと気づき、公務員を目指すことに特化した教育をしている関東学園大学に進学しました。

公務員試験の勉強で自らの成長を感じた

 1年次から私は公務員試験に精通した教員のセミナー(林 先生)に所属して、様々な指導やアドバイスを受けました。公務員試験と聞くと、それは高い壁、よくわからない、苦手な科目があると失敗するかもしれない、といったイメージを持つ人が多いと思います。私は数学が苦手だったため、公務員試験において、苦手科目を克服できるか不安をかかえていました。ですが、公務員コースの先生方が初歩的なことから丁寧に解説してくださったおかげで、着実に理解を深めていくことができました。勉強の過程で疑問にぶつかったときも、先生方からその時々に応じた答えを示してもらえました。自分の中にしっかり落とし込んで理解し、確実に学習を積み重ねていくことを繰り返すことで、自らの成長を感じることができました。

大学での活動によって公務員として働くチカラが身についた

 人と関わる仕事がしたいという希望があった私ですが、実は人づきあいが苦手で人見知りなところもありました。そんな自分を変えたのが、学生広報チームでのオープンキャンパスの活動や、学内の恒例行事になっている「ディベート大会」でした。そこで相手に“伝えるチカラ”が身につき、現在公務員として働くうえで役に立っている実感があります。

町民や職場の人との関わり合いが楽しい

 大泉町役場では、土木管理課を経て、今は生涯学習課に勤務しています。年間をとおして町民を対象にしたスポーツや文化についての振興業務を担当しています。町のイベントで多くの人と触れ合うことに加え、イベント企画の際に職場の上司や同僚との関わり合いから得られるアドバイスや提案を受けて調整することに楽しさとやりがいを感じます。最近の例をあげると、コロナ禍で自粛していた町民体育大会を5年ぶりに開催する際に、以前の実施内容を見直しました。これまでは参加者を募ることが難航したのですが、男女別だった競技を男女混合にして出場しやすいしくみを決めるなど、上司やメンバーと改善を図った結果、参加者が増え、大会を成功させることができました。これからも関東学園大学で体得した知識や経験を生かし、町民に寄り添いながら課題解決に取り組み、より良い暮らしを実現できるようまちづくりに力を尽くします。

高校生へのメッセージ

 公務員を目指すことについてあまり固く考えず、なりたいという強い思いをもって勉強すれば、きっとなれると思います。実際に公務員として働いてみて感じるのは、とても働きやすい環境だということ、そしてお休みも取りやすく、自分の時間も取れるところが魅力です。人と関わるのが好きであれば公務員に向いていると思いますよ。

 関東学園大学の良いところは先生との距離の近さです。毎日の授業や公務員試験対策講座の時はもちろんですが、自分の将来について迷っているときに、あきらめず目標に向かっていけるように後押ししてくださいました。さらに目標が固まると、今度は地方公務員行政職を目指す私のために、勉強の効率的な積み重ね方を示しながら丁寧に指導し、励ましてくれました。ぜひみなさんも、関東学園大学で先生と対話を重ねてみてください。きっとやりたいことが形になると思います。