「留学生と学ぶ日本文化体験 世界遺産の街 富岡ツアー」を実施しました!
2024.12.10 <002>ニュース&トピックス | 教育
12月7日(土)、学生たち20人で、「留学生と学ぶ日本文化体験 富岡横川ツアー」を実施しました。このツアーは、留学生と日本人学生たちとの交流を深めるとともに、日本文化や群馬県の文化を楽しみながら学ぶことをねらいとしています。
今回は富岡市を舞台に、「富岡の世界遺産と地域資源を学ぼう!」をテーマに、日本文化体験ツアーが行われました。
はじめに群馬県立自然史博物館を訪れ、地球の誕生から現代までの地球・生物の歴史を太古の動植物の化石の標本などからたどり、さらに群馬県の自然が歩んできた歴史を見て触れて学びました。また常設展示のほか、企画展示「北極と南極 ~いきものたちがめぐる海と陸~」も見学し、極地の過酷な環境にある生物の営みと、自然との共生について考える機会を得ました。
つづいて日本初の官営模範工場であり、また群馬が誇る世界遺産である富岡製糸場を見学しました。日本の殖産興業の夜明けと絹産業の営みを学んだ後は、富岡市街の散策も行いました。
また富岡市内の「割烹 かわら屋」さんでおいしいランチをいただいてから、群馬県立世界遺産センター 「セカイト」を訪問し、富岡製糸場と絹産業遺産群の学びを深めました。
そして株式会社ヨコオデイリーフーズが運営するこんにゃくパークでこんにゃく作り体験を行いました。
最後に国や群馬県の指定重要文化財でもある妙義神社を参拝し、宮司の川島邦夫さんから妙義神社の由緒の解説、境内のご案内をいただきました。さらに宮様御殿や旧御本社である波己曽社社殿などを拝観し、優美な装飾と伝統の奥深さを堪能しました。
富岡製糸場をはじめ、自然史博物館、セカイト、こんにゃくパーク、そして妙義神社といった富岡市のすぐれた地域資源を軸に、五感を使って楽しみながら学びながら地域の歴史や文化の理解を深められ、参加した学生たちからはとても好評でした。
これからも学生の学びと体験を充実させていく予定です。